先発の藤浪晋太郎投手(27)が2軍降格後3度目の実戦登板で、5回9安打7失点と大炎上。打線では小野寺暖外野手(23)が5打数3安打で、リーグ断トツの打率3割5分2厘まで上げた。1軍からは木浪ら3選手が出場した。

平田勝男2軍監督の一問一答は以下の通り

-藤浪は2回目の先発

平田2軍監督 ちょっと緩急がないのでね、球自体は悪くないねん。そういうところで、途中からスライダーというか、カーブみたいなのを練習せいって、安藤コーチを交えて言ったんだけど。そういうところの課題というかクリアしていかないといけないというところだな。

-湯浅が復帰後2度目の登板となった

平田2軍監督 いやいや、もうイキがいいね。苦しんできたからマウンドで投げられる喜びというかさ、そういうところを感じられるね。歯切れがいいというか。躍動感というものを感じるよ。

-今後はイニングを伸ばしていくのか

平田2軍監督 まあ故障から上がっているんでね。イニングを伸ばすというより、どっちかというと中継ぎで、このくらいのスピードとコントロールがあれば、中継ぎでもし、力をつけていけば楽しみなピッチャーになっていくと思うんで。そんなに長いイニングとは、今のところ思ってないけどね。

-打つ方では小野寺が3安打

平田2軍監督 コースに逆らわず打ち分けているし、調子が持続している。大振りしない決して強引に振らない。そういうところは素晴らしいよな。

-井上が4三振で心配な内容

平田2軍監督 心配じゃないよ、実力。あえてそこを打ち破らせるために今。今は目先のことで苦労、もっともっと苦労しなきゃ。まだまだ、おこちゃま、おこちゃま! そんなもんお前、おこちゃまや! そんなこと分かって出しているんだから。ここでしょげたってしょうがない、力がないだけ。そんなしょげるようなことさせへんよ。

-井上が今一番取り組むべき課題

平田2軍監督 やっぱりタイミング合ってないやん。だから初球からストライクを振りにいけない。佐藤輝でも自分の(タイミングで)振れる、1球目からでも振れるっていうのはタイミングが合っているし、しっかり準備ができてるし。とりあえず結果を恐れずに積極的にいくしかないんだから。

-親子ゲームの3人はそれぞれ1本ずつ打って、大人な部分も

平田2軍監督 あれが今日も話しているけど、1軍のレギュラーじゃないねん。だから、この3試合、1軍から来てくれている、あんまり打席が足りないという選手たちがどういう姿勢でバッターボックスに入ったり、そういう違いを見せてくれたというのがこの3試合の1番の収穫。彼らはまだ1軍のレギュラーじゃないんだよ。なんとか打席に立って、ゲーム勘をしっかり持って1軍で打席立った時には、というところできてるんでしょ。そういうところの姿勢も含めて、やっぱり感じるものがあると思う。

-大山は甲子園の3連戦で打席に立つ予定は

平田2軍監督 まだ、未定。状態次第。