来日初先発の阪神ラウル・アルカンタラ投手(28)が6回7安打5失点も、勝利投手の権利を手にして降板した。

初回、1番梶谷への初球は150キロ直球。左飛で打ち取ると、2番ウィーラーにも全て直球で見逃し三振を奪い、初回は3者凡退でスタートした。2回は先頭の岡本和にソロ本塁打を浴び、1死一、三塁から内野ゴロの間に2失点目。それでも3回から3イニング連続で3者凡退と、威力ある球で巨人打線を押し込んだ。

猛反撃を受けたのは4点リードの6回。先頭の梶谷から4連打を浴びると、重盗もからんで3失点。なんとか1点のリードを守って降板した。

昨季韓国リーグで20勝を挙げ最多勝に輝いた右腕は「初めての公式戦での登板ですが、全てがうまくいくように願っています」と意気込みを語っていた。5点を失ったものの、制球力と球威は光った。

阪神ニュース一覧はこちら―>

セパ勝敗表はこちら―>