明大の山田陸人三塁手(3年=桐光学園)が最終打席で左前打を放ち、打率を5割として首位打者の有力候補に加わった。

山田陸はこの日まで打率5割ながら、規定打席に4打席不足していた。2番打者で出場し、6回の三振で規定打席(31)に到達したものの、3打数1安打で5割を割っていた。それが8回2死一塁から初球を左前打して通算26打数13安打とした。山田陸は「1球1球食らいついて行こうと思った。(首位打者は)頭の片スミにありました」と振り返った。

前夜、明大の寮では打率5割で首位打者争いのトップに立つ陶山勇軌外野手(4年=常総学院)と、田中武宏監督、山田陸の3人で話し合いが持たれた。結論は山田陸に「4打席やる」(田中監督)だった。陶山は途中出場して打席はなく、5割で並んだ。山田陸は「お互いにいい気持ちで終われたんで良かったです」と笑顔を見せた。

2人は全日程を終了して5割が確定した。次週の早慶戦を残す選手では早大・鈴木萌斗外野手(4年=作新学院)が打率トップで、31打数11安打の打率3割5分5厘(6位)。5割には9打数9安打が要求される。明大2選手の同時受賞が有力となった。