富士大が24日、ノースアジア大を7回コールド、9-0で破り、通算9勝1敗で2季連続35回目の優勝。6月7日からの全国大学選手権出場を決めた。

終わってみれば富士大の圧勝だった。富士大は先発のエース右腕金村尚真(3年=岡山学芸館)が1回を除き、2~7回まで毎回の7三振を奪う好投で無失点。攻撃は、ノースアジア大先発鎌田の前に4回まで1安打に抑えられた。だが、5回に山城響主将(4年=知念)の右越え3ランで均衡を破ると、6回には代打植木利久(4年=東北)の右越え2点適時打などで3点を追加し6-0。さらに7回、野田陸翔(4年=東北)が優勝を決める3ランを放ち9-0。野田が生還するとホーム上には歓喜の輪ができた。富士大は6月7日、全国大学野球選手権1回戦で東海地区代表の岐阜聖徳学園大と対戦する。