世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が東京五輪の野球競技の1次リーグのグループ分けの方法を28日、発表した。1次リーグは6チームが世界ランキングを比較し、2組に分かれる。A組は世界ランク最上位国と4番目、5番目、B組は2番目、3番目、6番目のチームが入る。

開幕戦は7月28日にA組ランク最上位国-A組内3番目のランク国で福島・あづま球場で行われる。開催国として出場する日本は現在、世界ランク1位。3位韓国、5位メキシコ、18位イスラエルもすでに出場権を得ている。ランキングは五輪予選の結果で変動する可能性がある。

同31日まで1次リーグが行われ、全チームが順位付けされ、8月1日から変則トーナメントのノックアウトステージが始まる。決勝は同7日に行われる。

5月31日から始まる米大陸予選に出場するのは2位米国、7位キューバ、8位ベネズエラ、10位ドミニカ共和国、11位プエルトリコ、13位カナダ、14位コロンビア、15位ニカラグア。1位が五輪出場権を得る。

6月予定のメキシコでの最終予選には米大陸予選の2位、3位と6位オーストラリア、9位オランダが出場する。4位台湾はプロ選手の派遣を断念し、アマ主体のチーム派遣を検討中だ。同予選1位が最後の出場枠を手に入れる。