楽天田中将大投手(32)が自身16連勝中の本拠地登板で、今季最長の8回を95球、5安打1失点と好投しマウンドを降りた。

1回に死球と安打で1死一、二塁としたが、オースティンを中飛、宮崎を投ゴロに打ち取った。2回以降はペースアップ。スライダー、スプリットを低めに集め、打たせてとる投球を見せた。

ただ、味方の援護なく、0-0で迎えた6回。2死からヤンキース時代に同僚だったオースティンに内角148キロ直球を左翼席へ先制ソロを運ばれた。それでも7回に同点に追いついてもらい、8回まで投げきった。打線が8回裏に1死二塁の好機をつくったが勝ち越せず。9回は松井がマウンドに上がり、田中将に勝敗はつかなかった。

12年8月26日日本ハム戦から楽天生命パークでは自身16連勝中。今季も復帰後初勝利を挙げた4月24日西武戦、2勝目の5月1日ロッテ戦と2戦2勝。ここ3戦は敵地で3戦2敗としており、自身5戦ぶりの白星を目指した。熟練の投球で試合を作ったが、自身の白星にはつながらなかった。

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