6月3日巨人戦(東京ドーム)で今季初登板初先発が濃厚な西武内海哲也投手(39)が31日、カーミニークフィールドでの投手練習に参加した。

移籍3年目で1軍での古巣戦登板は初めて。ベテラン左腕は「やっときた! といううれしい気持ちと、緊張するかな? という不安な気持ちがあります。頑張ってきて良かったなと思いました。目の前の打者を丁寧に抑えていくことの積み重ねだと思うので、粘り強く1イニングずつ、1人1人抑えていくことだけを考えて、最終的に長いイニングを投げられたらと思います」と自身の“開幕戦”へ意気込みを示した。

今季は春季キャンプから2軍スタートも、イースタン・リーグで無傷の開幕4連勝、防御率1・80と抜群の安定感を発揮している。現在チームでは、ニールが新型コロナウイルスの濃厚接触者と認定され先発ローテを外れ、今井が29日阪神戦で左手首に打球を受け打撲の診断を受けた。苦しい台所事情の中、経験豊富な左腕が、古巣相手に好投を見せる決意だ。