西武の離脱者がそろってファームで実戦復帰を果たした。左腓骨(ひこつ)骨折の外崎修汰内野手(28)が5番二塁でスタメン出場。

7回に中前安打を放ち3打数1安打だった。守備もこなし8回に山村と交代し退いた。死球を受け、負傷した4月3日以来約2カ月半ぶりの実戦となった。

外崎は「経過は順調です。2カ月ぶりの試合だったので、不安もありましたが、久しぶりに野球ができる喜びを感じながら、いつもと違う気持ちで試合ができました。2カ月も空いているので、ヒットはうれしいですが、3打席目に(満塁で)チャンスが回ってきたのに、内容のない打席だったので、しっかりこの反省を生かして少しずつ進歩していきたいと思います」とコメントした。

不在の間、山田遥楓、呉念庭ら若手がカバーし、前夜14日には勝率5割に復帰した。チームの底上げに「やっぱり刺激になりますね。呉はバッティング良いし、山田は元気がいい。それぞれ特徴のある選手なので負けてられないなと思って見ていました」。辻発彦監督は今月中の1軍復帰を視野に入れており、チーム力が増した定位置争いに飛び込む。

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