巨人原辰徳監督(62)が泰然自若で猛虎に挑む。首位阪神と7ゲーム差でリーグ戦再開を迎える。開幕後からエース菅野に坂本、梶谷、丸、吉川ら主力の離脱が相次ぎ、ベスト布陣を組めた試合は数える程度。それでも、ヤクルトと並んで2位につける。原監督は「いろんなチーム状況ではあったけれども、思ったより差は開いていないな、という感じですね」と話した。まだ6月。虎の背中は、決して届かない距離ではないと見る。

強打の5番スモーク帰国にも「本人は相当な決断だったと思いますよ。こっちはそれを受け止めていくしかないですね」と動じなかった。不振のため2軍調整していた丸を、阪神戦から3番で起用する。「ベストに1戦1戦という形で戦っていくということ」。現有戦力を1つに束ねて一戦必勝で戦うスタイルのまま、敵地甲子園に乗り込む。

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