巨人から楽天へ金銭トレードで移籍した炭谷銀仁朗捕手(33)が5日、オンラインで入団会見を行った。背番号は26。この日から1軍登録される予定。

巨人原監督と話し合いを重ねたことに「本当にけっこうお話しさせてもらって、僕の気持ちもお伝えさせてもらいましたし、監督の言葉で僕に対する気持ちも伝えていただいた。その中で監督がコメントを出されていましたけども、僕の意思を尊重していただいて、移籍になりました」と振り返った。巨人時代のチームメートからは「楽天に行っても頑張ってこいよ、という言葉が非常に多かったですね」と背中を押された。

楽天の捕手陣では31歳の足立を上回り、最年長となる。「僕がジャイアンツに移籍してから、交流戦やオープン戦で戦う中で、本当にいいキャッチャー、若くしてどんどんいろんな選手が出てきているなと思います。1人じゃなく、いろんなキャッチャーがいる。若い捕手が多いですし、僕が移籍して最年長になる。今まで経験してきたことをどんどん伝えていって、お互い切磋琢磨(せっさたくま)してチームが強くなればなと思います」と意気込んだ。