巨人小林誠司捕手(32)が外れ外れ1位で元木軍への入団が決まった。21日に東京ドームで行われる全軍混合の紅白戦「リアルジャイアンツカップ」に向けたチームを編成する「Gドラフト会議」が19日、川崎市のジャイアンツ球場で開催された。

1位で丸が3球団、外れ1位で岸田が2球団競合した後、小林は2度くじを外した元木ヘッドから指名を受けた。元木ヘッドは画面越しに「頼むから打ってください。ヒット打って下さい」とメッセージを送った。小林は「攻守ともに引っ張れるように、元木監督を男にします」と力強く意気込んだ。

今季は、開幕直後から約2カ月の2軍生活が続いたが、4日に炭谷が楽天にトレードで移籍してからは徐々に出場機会を増やした。打率は1割4分3厘にとどまるが、巨人に復帰した山口との「どすこば」バッテリーなどで安定感を見せていた。