ロッテ種市篤暉投手(22)が、東京オリンピック(五輪)で金メダルを獲得したソフトボール上野由岐子投手(39)に祝福のコメントを寄せた。

20年1月に福岡県内で合同自主トレを行っていた縁がある。決勝をテレビ観戦したという種市はこの日、球団を通じて「本当に感動をしました」と祝福し「まるで自分も一緒にプレーをしているかのように、熱く観戦をさせていただきました。上野さんは僕が千賀さんと自主トレをさせていただくことになった際に、自主トレ先にいらっしゃっていて、いろいろとアドバイスをいただきました。フォームのこと、メンタル的なこと。そのアドバイスの数々は今でもノートに書き留めています」と思い出を振り返った。

種市は昨年9月、右肘のトミー・ジョン手術を受け、今季終盤以降の実戦復帰を目指してリハビリに励んでいる。「自分はまだリハビリ中ですが、復帰を目指してさらに頑張ろうという気持ちにさせていただきました。そしてまた自分がマウンドに戻った時に、上野さんのように見ている人に感動をしてもらえるようなピッチングをしたいとあらためて思いました」と大きな刺激になったようだ。