ソフトバンク・リチャード内野手(22)が後半戦生き残りへ向け2点三塁打を放って気を吐いた。

3点差の3回裏。2死二塁から2番アルバレスの左越え適時打で1点を返すと、3番真砂が内野安打でつなぎ一、二塁とした。

「前の打席で三振をしてしまい、流れが悪くなってしまったと感じたので、なんとかこの打席で取り返したかった。打ったのはフォークで、バットの先だったが、しっかり振りきることができたと思います」

ヤクルト寺島の131キロのフォークを強振。打球は中堅右のフェンスを直撃。2者が生還した。公称119キロ、チーム最重量の巨漢を飛ばしてリチャードは三塁に滑り込んだ。2軍戦でも経験のない「プロ初の三塁打」に笑みがはじけた。

エキシビションマッチは4戦すべてに先発出場。1本塁打を含む4安打を放ち、5打点の活躍だ。

試合後の工藤監督も「今、結果が出ているのはアルバレスとリチャード」と4年目の大砲候補の活躍に目を細めた。

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