先発のヤクルト・サイスニード投手が“3年ぶり”の快投を見せた。直球を中心に打者を押し続け、6回5安打無失点。自身18年以来の1試合で2つの併殺打を打たせ、安定感ある投球を見せた。後半戦へ向け。16年以降投げていなかったスプリットを1球投げるなど、試す投球も実践。「最初から思い通りに進めることができた。ダイジョウブ」とうなずいた。

チームは首位阪神まで2・5差の3位。逆転優勝へ向けて、暑い夏を戦っていく。アメリカと違い、湿度が高いが「センダイ、チョットアツイ。トダ、メチャアツイ」と日本語でジョーク。「いろんな暑いところでやってきた。しっかりと休みを取って、水分補給して」と対策を語った。

少し涼しげな仙台で結果を残し、自信をつけたマウンドになった。「クオリティースタートができるような投球をしていけば、チームもいい状態に持っていけると思う。しっかりそこを続けていきたい」と意気込んだ。