ソフトバンクのリチャード内野手(22)が後半戦の1軍昇格に望みをつないだ。エキシビションマッチ最終戦の敵地広島戦に4番一塁で出場。3打席凡退で迎えた同点の8回2死一塁の最終打席で、フランスアから左翼フェンス直撃の決勝二塁打を放った。「強いスイングをしようと打席に入りました。筑後の2軍で一緒にプレーしていた(育成の)渡辺陸が(前日の試合でもヒットを)打って、自分もやらないといけないと、いつも以上に気合が入りました」。工藤監督も「いいものを見せてもらった」とたたえた。

▽ソフトバンク水谷(8回に1軍戦では初安打となる適時三塁打)「昨日の打席は緊張で思い通りに打つことができなかったので、リラックスして打席に立つことを心掛けました。自分のスイングで振り切ることができました。こういう機会をいただき、いいアピールができてよかったです」

▽ソフトバンク笠谷(先発で4回5安打1失点)「久しぶりのマウンドで、調整する時間も多くありましたが、いい投球はできなかった。四球も多く、マウンドで修正できませんでした」

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