左第十肋骨(ろっこつ)骨折で離脱していた巨人中川皓太投手がイースタン・リーグのロッテ戦(ジャイアンツ球場)で実戦復帰を果たした。

8回から2番手で6月19日阪神戦(甲子園)以来2カ月ぶりに実戦マウンドに上がった。直球の最速は147キロをマークし、左飛、遊飛、捕邪飛で1イニングを3者凡退に打ち取った。「トレーナーをはじめお世話になった方々に感謝の気持ちを持ってマウンドに上がりました。試合は練習と違って力感が入った中で投球出来ました」と手応えを口にした。

1軍復帰へ向け、宮本投手チーフコーチは12日「ファームで連投できればゴーサインだと思う」と話していた。中川は今後に向けて「細かいコントロールやキレをもう少し上げていきたい」と課題を設定した。