日本ハムから巨人へ電撃無償トレードで移籍した中田翔内野手(32)が新たな本拠地で快音を響かせた。

背番号10の練習着で臨んだ試合前練習のフリー打撃は41スイングで8本の柵越えで安打性も約半数あった。その後、ファーストミットを持って受けたノックでは軽快なフットワークとハンドリング、スローイングを披露。村田野手総合コーチからアドバイスを受ける場面もあった。

練習を終えると巨人の真新しいユニホーム姿を披露。原監督とも握手し、笑顔で2ショット撮影に臨んだ。原監督は「32歳。そこまで大きくなってきて、感謝を忘れず、新たにチームに大きな希望を持って来てくれた。しっかりと戦いざまを見せてくれと思います」と新戦力に期待した。

この日の中田は午前11時から巨人の球団事務所で会見を行った後、東京ドームへ移動。午後2時15分にグラウンドに現れた。その時の練習着は背番号59で、日本ハム時代に同僚だった田中豊樹投手(27)のものを借用した。同27分からバックネットへ向かってティー打撃を開始。同30分には原監督から声をかけられ、何度もうなずきながら話を聞いた。その後、スタッフから真新しい背番号10の練習着を渡され、それに着替えて練習に臨んだ。