DeNAが今季初となる巨人3連戦3連勝を逃した。

3点リードの7回1死二塁で好投を続けていた先発今永が、中田に移籍後初アーチとなる1号2ランを被弾。この日好調の直球を内角へ投じたが、捉えられた1発に三浦監督は「横から見ているのでコースははっきりと分かりませんけど、いいところだったと聞いているので、うまく打たれたのかなと思います」と、振り返った。

指揮官が反省したのは中田のアーチが出た直後の場面。「あそこで(今永に)もう1つ間を空けてあげれば良かったなと。そこはベンチの、自分のミスで申し訳なかったなと思います」。球場内のどよめきが収まらない中で、今永は続くウィーラーにも初球のチェンジアップを捉えられ、同点11号ソロを浴びた。

試合は8回は山崎、9回は三嶋が無失点に抑えて今季12度目の引き分けに終わった。これで首位阪神、2位巨人との東京ドーム6連戦は3勝2敗1分けと勝ち越し。「連敗からスタートしましたけど、選手たちが本当に食らいついて粘り強く戦ってくれたと思います。この流れを、また明日1日空きますけど、来週も続けられるようにしていきたい」と、24日から今度は敵地で戦う首位阪神との3連戦(京セラドーム大阪)へ気持ちを切り替えた。

▽DeNAソト(4回に右翼へ2試合連発、一時逆転となる17号2ラン)「スタンドまで届くか分からなかったですが、感触良く捉えることができました」

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