首位阪神が最下位広島に競り負けた。6度目の通算100勝に挑んだ先発西勇輝投手(30)が6回3失点と粘りの投球を見せたが、またもお預けとなった。

8回に代打糸井が右前2点適時打を放つなど10安打を放ち、2点差まで追い上げた。9回には広島守護神栗林を攻め、1死二、三塁と1打同点のチャンスをつくったが、3番サンズが空振り三振、4番大山が三ゴロと倒れた。クリーンアップ3人でわずか1安打と主軸に元気がなかった。

2位巨人、3位ヤクルトもそれぞれ敗れたため、ゲーム差は巨人と2差、ヤクルトと2・5差は変わらず。