DeNA佐野恵太主将(26)が、久々に本塁打を放った。

7回、先頭打者として151キロ直球を右翼席に突き刺した。値千金の9号同点ソロ本塁打で、チームがここまで3安打と苦しんでいた相手先発のサイスニードを降板に追い込んだ。「自分のスイングでしっかり捉えることができました。何とか塁に出ようと思い打席に向いました。最高の結果になりうれしいです」と喜んだ。

本塁打は7月7日広島戦(マツダスタジアム)以来52日ぶり、19試合ぶり。三浦監督は「相手投手も非常にいい投球をしていて、ちょっと押され気味でしたけど、まず宮崎がホームランで勢いつけてくれて、佐野が仕留めてくれた。大きなホームランでした」と主将の一打に感謝した。

佐野は前日、チームに3者連続本塁打が出た次の回、内野ゴロでダメ押しの4店目を挙げていた。本塁打こそ久々だが「毎試合毎試合チームを引っ張ってくれている。頼もしい存在です」と三浦監督。献身的な打撃も含めて、あらためて評価していた。【斎藤直樹】

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