プロ野球の斉藤惇コミッショナーは5日、前日4日のヤクルト-広島16回戦(東京ドーム)において、球審への選手交代の通告を怠ったとして、広島佐々岡真司監督(54)に厳重注意の制裁を科したことを発表した。

佐々岡監督は8回裏の守備につく前に、投手をバードから森浦、左翼手を西川から上本に代えていた。しかし、上本への交代を告げず、イニング途中で森浦からケムナへ交代を告げる際に「すみません。レフトも(8回の)頭から代わってました」と追加で事後報告していたという。

広島の鈴木球団本部長は「球団としては監督に『きちっとこれを忘れないようにしましょう』と注意喚起はしました」と説明した。