前日4日に史上54人目の通算2000安打を達成した西武栗山が、一夜明けも2安打と気を吐いた。4回に楽天石橋のカットボール、6回に西口の直球をそれぞれ右前へ運び、通算2002安打として再びクリメーターをカウントアップ。「結果が出たことはよかったです。引き続き、この感触でやっていけるようにと(自分自身が思える)感触があったと思います」と手応えを口にした。

球団生え抜き初の快挙もと位置付けて臨んだ試合。前夜はお祝いメッセージがひっきりなしに届いた中、「6番左翼」でスタメン出場した。「今日(の試合)が大事、という気持ちで試合に挑みました。いつも通り変わらず、集中することを意識していきました」。余韻に浸ることなくリセットしてゲームに入り、3試合ぶりのマルチ安打。「これからが勝負」と、変わらぬ姿勢で1本1本積み上げていく。