3位につけるヤクルトが2連敗で、2カード連続の負け越しを喫した。

打線が踏ん張りどころを迎えている。前日は10安打6四球をもらいながら2得点。この日は低めに制球した広島床田を打ちあぐね、1点かえすのがやっとだった。高津臣吾監督は「ちょっとこの日程で疲れもたまってきてるのは明らかですし、ただプロなんでね。何とか乗り越えてやっていかなきゃいけない」と話し、「刺激を与えることはあるかもしれない」とスタメン入れ替えを示唆した。

また投手陣は鈴木誠に3戦連発、菊池涼に2戦連発を浴びるなど、本塁打による失点が続いている。先発した田口麗斗投手(25)は4回無死で走者を残して降板。8月29日のDeNA戦で7回無失点と好投した原樹理投手(28)を2番手で送り込んだが、連続適時打を許した。先発要員だった原の救援に、高津監督は「今日からリリーフでベンチに入ることは1週間前に決めていたので、予定通りです」と話し、今後の起用法については明らかにしなかった。

週明けには阪神3連戦が待つ。ここまで3勝10敗2分けと分が悪く「最善を尽くして勝負を挑みたい」。敵地で上位に食らい付く。