上位いじめで混セ演出!! DeNAが巨人を下して2連勝。今季対戦8連敗からの5連勝を飾った。先発大貫が持ち味の粘り強さを発揮し6回7安打1失点で自身5連勝となる6勝目をマーク。「1試合1試合、自分の仕事をすることにフォーカスしている。結果として勝ちがついているのはチームのみなさんのおかげです」と喜んだ。

もの静かな右腕が感情あらわに喜んだ。3点リードの6回2死一塁、巨人丸を内角低め128キロスライダーで空振り三振に仕留めて役割を全う。「自分の中でも勝負どころ。そこで投げたのが一番いいボールだったので感情が出ました」と振りかえった。右腕の粘投に三浦監督も「春先と違って腕もしっかりと強くふれてるし、両サイド、インコースにしっかり投げ込めている」と評価した。

今季巨人戦は開幕戦で悪夢のサヨナラ負けを喫してから8連敗スタート。それが6月末に再昇格した大貫が、7月4日に対巨人1勝目を挙げてから5連勝と巻き返した。指揮官は「連勝はいいことだと思いますけど、目の前の戦いを1こずつやっていくだけですから」。これで直近の上位3チームとの対戦も4勝3敗1分けと勝ち越して5位タイに浮上。まだまだ上を目指していく。【鈴木正章】