阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)がプロで初めて守備から途中出場した。3点ビハインドの6回、2番手藤浪が山田に四球を出して1死満塁とした直後。岩貞への投手交代だけでなく、右翼ロハスが左翼に移り、左翼サンズが退いて佐藤輝が右翼に就いた。「ライト 佐藤輝明」とコールされると、スタンドから大きな拍手が起こった。

直後の6回の打席では長いトンネルを抜け出せなかった。2死一塁で左腕高橋に直球2球で追い込まれ、最後は117キロの低めボール球に手を出して空振り三振。これで今季150個目の三振となり、自己ワーストをさらに更新する34打席連続無安打となった。

9回の第2打席では、石山の高め150キロ直球に空振り三振。これで今季151個目の三振となり、97年桧山の150個を抜いて球団史上単独3位、球団日本人選手では最多三振となった。なお、同1位は14年ゴメスの166個、同2位は10年ブラゼルの153個となっている。

7日のヤクルト戦(甲子園)で今季105試合目にして初めて欠場。前日8日も出番がなく、この日もベンチスタートだった。ここまで23本塁打を放ち、球団新人記録を塗り替えるなど活躍を見せてきたが、ドラフト1位ルーキーが大きな壁にぶつかっている。

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