今季10勝を挙げている巨人の勝ち頭・高橋優貴投手(24)が、5回途中7安打5失点3被弾でKOされた。

1回先頭、初球の直球を中日京田に右中間席に運ばれ、わずか1球で先制を許した。2回にも先頭福田にソロを浴びるなど、精彩を欠いた。5回1死からは投手大野雄に中前打を打たれ、続く京田にこの日2本目となる2ランを食らった。渡辺にも中前打を浴びたところで降板。2番手戸根にマウンドを託した。

得意にしていた中日打線に捉えられた。試合前時点で今季3戦3勝で防御率0・45、20イニングを投げて長打を1本しか打たれていなかったが、この日は一転して4本の長打を浴びた。3回1/3で降板した6月1日西武戦以来、今季2番目に短い4回1/3でマウンドを降り、7戦勝ち星なしのチームを救う投球は見せられなかった。