巨人小林誠司捕手(32)が今季44打席目で均衡を破る1号ソロを放った。1-1の7回2死、1ボールからの2球目、真ん中に入ってきたスライダーを振り抜いた。打球が左翼ポール際に飛び込むのを確認すると、両手をたたいて喜び、ベンチでは満面の笑みのチームメートから出迎えられた。

19年7月4日の中日戦以来、自身2シーズンぶりの1発で、中4日での先発で力投する同学年の菅野智之投手(31)をバットでも援護。「打ったのはスライダーかカットですね。全員で勝つために一つの方向を向いて戦っている中で、最高の結果が出てうれしいです」とコメントした。