阪神藤浪晋太郎投手(27)がウエスタン・リーグのソフトバンク戦(甲子園)に先発し6回1失点11奪三振と好投した。

唯一の失点は2回で、1死二塁から高田に左前打を浴び、先制点を献上した。それ以外は最速157キロの直球をコーナーに投げ分け、ソフトバンク打線を力で押した。さらに140キロ前半のカットボールと130キロ台のスライダーを織り交ぜ、三振の山を築いた。

前回登板は9日の1軍ヤクルト戦(甲子園)。5回から2番手で登板し3者連続三振に打ち取り、2イニング目に突入したが、突如制球を乱し3四球で満塁のピンチを招いて降板した。1回1/3を投げ無安打ながら2失点。翌10日に出場選手登録を抹消された。シーズン最終盤での1軍舞台のため、調整を続けている。