学校法人田中学園立命館慶祥小学校(来年4月開校予定)の理事長を務める日本ハム田中賢介スペシャルアドバイザー(SA、40)は17日、札幌市内の同小で、北海道雨竜町の西野尚志町長(61)と包括連携協定の締結式に臨んだ。雨竜小への英語教材など授業用オリジナルコンテンツの提供や使用、教職員の交流、同町の特産物「うりゅう米」をはじめとする農産物を活用した食育活動など、多角的に連携を図っていく。

現役時代「第1ヒット賞」が「うりゅう米」だったという田中SAは「思い起こせば現役時代は、ずっと『うりゅう米』を食べていた」と笑顔。私立や公立、都市部や農村部といった「垣根を越えた新しい何かが出来れば」と計画を明かし、数年後に成果が見られれば、将来的に他の自治体へも発展していく可能性を示唆した。現在、同学園では1期生(新1~4年生)の願書を受け付け中。