オリックス杉本裕太郎外野手(30)が、ついにラオウ襲名? を果たした。

この日は「Bsオリっこデー2021」として開催。選手はファンに呼んでほしいニックネームを背ネームに記した。

試合前時点で本塁打数リーグ単独トップの27本を記録している杉本は、大きな背中に「RAOH」を背負った。人気漫画「北斗の拳」に登場するラオウの「男らしいところが好き」と心酔していることから、15年のオリックス入団時から自身の愛称を「ラオウ」としてきた。

現在では、チーム内のほとんどが「ラオウ!」や「ラオウさん」と呼んでいる。今季の開幕直後に、登録名変更の可能性を尋ねてみると「うーん、まだ『ラオウ』に申し訳ない」と真顔で返答。理由は「まだ『ラオウ』って感じじゃない。ホームラン王を取るぐらいでないと、ラオウには申し訳ない」。

今季オリックスの躍進を支える中心的存在。来季から「RAOH」誕生も、十分あり得る。【真柴健】