右肘関節のクリーニング手術で離脱していたロッテ石川歩投手(33)が、約4カ月半ぶりの白星でチームを貯金15に導いた。

「リハビリは大変だったですけど、間に合って良かったです。チームがすごくいい状態だったので、自分も早く戻りたいなという気持ちで、リハビリやってきました」

昨季終盤から、右肘に違和感があったという。「でも、まぁ、大丈夫かなくらいな感じだったので」の段階から進んでしまい、6月にメスを決断した。

復帰から2登板目。「最初の方はあまりしっくりきてなかったですけど、中盤からまあまあ良かったかなとは思います」と、自身の納得度も上がってきた。

井口資仁監督(46)も「後半戦のキーマンになるんじゃないですか」と期待してきた。この日の好投を受け「真っすぐも本当にコントロールがいいですし。優勝までの戦力になってもらいたい」と、ますます期待値を上げる。

今後は週1回の先発を任される見込みだ。「置いて行かれないように」「しっかり貢献できるように」「迷惑を掛けないように」と3つ続けた。派手なことは言わずとも、仕事人がしっかり優勝戦線に加わった。【金子真仁】

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