ヤクルト村上宗隆内野手(21)が、満塁弾で先制をもたらした。1回無死満塁で打席に入ると、初球の高め116キロカーブを強振。打球を右翼ポール際中段へ運び、36号満塁本塁打を放った。「チャンスだったので甘い球は初球から振っていこうと決めていました。先制することができて良かったです」と振り返った。20年7月2日以来、自身3本目の満塁弾。これで本塁打リーグトップの巨人岡本和に1本差に迫った。

村上は19日に史上最速で通算100号に到達。この日チームが勝利し、首位阪神が負ければ、勝率で上回り首位浮上する一戦。101本目で1回からチームに勢いをつけた。