ロッテがこれまで負け越している西武に連勝し、再び優勝へ勢いをつけた。

先発の小島和哉投手(25)が2回に山川の2ランで2失点、3回に失策からの連続押し出しなどで2失点したものの、6イニングをその4失点のみで切り抜けた。西武渡辺との浦和学院OB対決を制し、今季9勝目を挙げた。

打線は1点リードの7回、藤岡裕大内野手(28)が1死満塁から右翼線への3点適時三塁打で試合を決めた。1番荻野貴司外野手(35)は第3打席までに2安打1四球と全て出塁し、全てホームイン。2番に入った佐藤都志也捕手(23)も3安打で、効果的に得点を挙げていった。

▼ロッテは明日28日にも優勝マジックが点灯する。28日の点灯条件はオリックスとの直接対決に勝てばM18。引き分けや負けは持ち越しとなるが、その場合でも29日か30日のオリックス戦に1勝した時点で点灯する。1シーズン制でロッテに優勝マジックが出れば70年以来になる。