プロ志望届を提出している亜大・岡留英貴投手(4年=沖縄尚学)が完投目前の9回1死後に乱れ、勝利を逃した。

3点をリードして迎えたこの回、先頭を中飛に打ち取ったあと、四球、左前打と走者を出して降板した。リリーフ陣も流れを止められず、一挙4点を失い、サヨナラ負けした。岡留は「絶対最後までいこうと思ったんですが、ボールが少し抜け始めて。ふがいない」と話した。投球数は111球だった。

今季2勝は、ともにリリーフでつかんだもの。先発マウンドは今春の開幕戦(国学院大)以来だった。生田勉監督(55)は「8回までよく投げたが、9回にボールが抜けだした。先発完投がない投手ですから体力的にどうだったのか。継投を間違えたかもしれないが、チームの力ですから」と振り返った。