ロッテは最短で今日28日にも優勝マジックが点灯する。条件はオリックスに勝てばM18。引き分けや負けは持ち越しとなるが、28~30日のオリックス3連戦で1勝または2分けになれば点灯する。ロッテの直近2度のリーグVは前後期制の74年とプレーオフで優勝を決めた05年。1シーズン制で優勝マジックが出れば70年以来になる。

午後5時45分プレーボールのロッテ-オリックス20回戦(ZOZOマリン)はロッテが石川、オリックスは山崎福が先発する。今季はここまでロッテ8勝、オリックスが7勝、引き分けが4とほぼ互角の成績を残している。

石川は今季はオリックス戦に2試合先発し1勝、防御率4・24。5月7日(ZOZOマリン)は7回5安打4失点で勝ち投手となった。9月9日(京セラドーム大阪)は6回7安打2失点と試合をつくったが、試合は引き分けに終わり勝ち負けはつかなかった。どちらの試合でも本塁打を浴びた杉本対策がカギとなりそうだ。

一方の山崎福は先発2試合で1勝1敗、防御率3・66。4月17日(京セラドーム大阪)は6回1/3を8安打4失点で負け投手になったが、8月15日(ZOZOマリン)は5回6安打3失点で勝ち投手となった。こちらは1番荻野をどう抑えるか。今季対戦は7打数4安打と分が悪く、初回の第1打席から見逃せない。