右足を負傷し戦線離脱中のロッテのレオネス・マーティン外野手(33)に、1軍復帰の見込みが立ってきた。1日、井口資仁監督(46)が明かした。

「ライトを守って優勝を決めたい」と願う主砲は、すでに打撃練習を再開していた。井口監督は「明日(2日に)ファームでシート打撃をやって、あさって(3日に)ゲームに出る予定です」と言及。3日のイースタン・リーグ楽天戦(浦和)でDHとして実戦に復帰する。

指揮官は「順調に行けば、ですけれど」と添えながらも「来週の頭くらいに(1軍で)DHで行けるようにはやっています」とコメント。最速ならば5日の西武戦(ZOZOマリン)でDHスタメンで復帰できる見通しを明かした。

9月19日の日本ハム戦(札幌ドーム)で自打球が右足に直撃。右足中間楔状(けつじょう)骨骨折の診断で、同21日に出場選手登録を抹消されていた。

主砲離脱後にチームは3勝6敗と負け越し、1試合平均も2・67得点。「1人抜けたところでガタって来ましたし、つながりとかも含めているといないでは大違いだと思うので」。オリックス3連戦も相手投手陣を攻略しきれず、井口監督も存在の大きさをあらためて実感している。明日3日の2軍戦での動き、翌日4日の患部の状況で、1軍復帰タイミングを見定めることになる。【金子真仁】