DeNAのドラフト2位ルーキー牧秀悟内野手(23)が、プロで初めてスタメン4番に座った。

球団で新人が4番を打つのは、球団史上初優勝した1960年(昭35)6月12日の黒木基康外野手(黒木弟)以来、61年ぶり。ドラフト制後では初の快挙となった。オースティン外野手が左ふくらはぎの肉離れで登録抹消。佐野恵太、宮崎敏郎、ソトら4番経験者がいる中で、前日まで3番を打っていた牧が抜てきされた。

第1打席、カウント1-1から142キロのシュートを左前へ、チームの初安打を放った。

牧は試合前まで、打率2割8分7厘(チーム5位)、21本塁打(チーム2位)、65打点(チーム3位)と堂々たる成績を残していた。