今秋ドラフト候補の関学大・黒原拓未投手(4年=智弁和歌山)と山本晃大投手(4年=佐久長聖)が7日、兵庫・西宮市内の同校グラウンドで練習を公開し、11日のドラフト会議を心待ちにした。

最速151キロ左腕の黒原は「ワクワクじゃないけど楽しみにしています。期待だけ。いい結果でも悪い結果でも、自分のやってきたことが出る」と胸を張った。今春リーグ戦の活躍でMVPに選ばれ、評価を高めた。

山本は9月25日の同大戦で自己最速を151キロに更新した伸び盛りの185センチ左腕だ。「春より球が強くなった。(売りは)速球のスピードとキレ」。得意のチェンジアップを駆使した緩急で抑える。年明けは滋賀・東近江市の太郎坊宮で願掛けした。「ドラフトの年なので」。勝利と幸運の神様にあやかる。