九州国際大付(福岡)の最速152キロ右腕・柳川大晟(3年)は、日本ハムが育成3位で指名し交渉権を獲得した。

今年3センチ伸びた191センチの長身から、スリークオーターで伸びのある直球を投げ込む。加えてスライダーやフォークボール、カットボールのキレは抜群だ。

春の九州大会準々決勝では、センバツ出場の宮崎商を相手に8回無失点、6奪三振と好投。「右、左関係なくフォークボールで空振りが取れるようになった」と、スカウト陣の前で高いポテンシャルを示した。

今夏の福岡大会は、最速146キロ右腕の山本大揮投手(3年)との「ダブルエース」でチームをけん引も、飯塚との準々決勝に救援登板して敗れた。粗削りだが、成長が楽しみだ。

大分県日出町(ひじまち)出身。191センチ、85キロ、右投げ右打ち。