明大が今季3試合目で初勝利を挙げた。東大を相手に投打がかみ合い、14安打9得点のリードを4投手が無失点でつないだ。

9点リードの9回2死走者なしで阿南一輝投手(4年=明大中野)がリーグ戦初登板。東大の4番井上慶を三ゴロに仕留め、試合を締めた。田中監督は「どこかで使いたいと、みんなで言ってました。こういう展開になったので。阿南はリーダー格として、コーチ的役割をしてくれる。出しても、誰も文句を言わない」と説明。4年秋のデビューをかなえるべく、投打全員でお膳立てした。