阪神近本光司外野手(26)が、スーパープレーで逆転のピンチを救った。

1点を先制した直後の1回2死一、二塁。ヤクルト5番オスナの中堅左への飛球を追いかけ、フェンス際でジャンプ一番の“神キャッチ”でもぎ取った。

これには先発秋山拓巳投手(30)もグラブをポンっとたたいて喜び、近本は表情を変えずベンチへ帰った。

阪神の自力V消滅から一夜明けた試合は、初回の攻防だけで34分の熱闘。虎の選手会長が諦めない姿勢を示した。