阪神島田海吏外野手(25)が、ラッキーなヒットで勝ち越し点を演出した。

1-1の7回1死二塁。ヤクルト3番手今野の変化球を引っ張ると、打球は一塁ベースに直撃し、そのまま大きくはねて一塁手オスナのグラブの上を抜けた。

ベースに当たっていなければ、一ゴロで2死三塁となっていたところ。運を味方につけた適時二塁打で、貴重な1点を挙げた。

試合後ヒーローに選ばれた島田の一問一答は以下の通り。

 

       ◇    ◇   

 

--どのような思いで打席に

「もう、これ以上ない場面だったので、『自分で絶対にこのランナーをかえす』という思いで打ちました」

--ベースに直撃

「いや~もう、打った瞬間、『うわっやってしまった』と思ったんですけど…。でもやっぱりベンチの思いとファン方の声援がああいう打球を生んでくれたと思うので、はい、ありがとうございます!」

--チームの雰囲気は

「苦しい状況が続いていますけど、でも、下を向いている選手は誰1人いないので、ファンの方と一緒にこれからも勝利に向かって頑張っていければと思います」

--3時間40分の熱戦。ファンの力はあらためていかがですか

「すいません。もう1回お願いします」

 

(ファンから笑い)

 

--多くのファンがレフトスタンドに。あらためてその存在は

「ファンの力が全てだと思っているので、これからも熱い声援お願いします!」

--明日への意気込み

「明日もどんな場面でチャンスをいただけるか分からないですけど、チーム全員1つになってヤクルト倒したいと思います! 明日も応援よろしくお願いします!」