ソフトバンクが泥沼の8連敗を喫した。10日の同戦で引き分けか黒星ならば、リーグ連覇の可能性が完全に消滅する。試合後の工藤公康監督(58)の一問一答は以下の通り。

-中村晃が意地の2戦連発

工藤監督 そうだね。(点を)取った次のイニングに取られてるっていうことになってしまってるのが一番だと思う。山本君に2点を取ったというのは、今日はいろいろ考えていたので、成果はあったのかなと。ただ僕らは成果だけではいけない。そこをどうやって勝ちに結びつけるかを考えないと。岩崎、モイネロはいないけど、そこは若い子たちが自覚を持って「なんとかするんだ」という気持ちで投げていくしか方法がないので。(8回は)日替わりにはなるけど、ピッチングコーチと話して投げさせていきたい。

-5回に重盗を仕掛けられ1点を失った

工藤監督 基本はセカンドなんですよ。ただ(一走の)安達君がスタートしてるんだけど途中でゆるくなっていたので、そういうのを見れば拓也(捕手)もいろんな経験をしてる人間なので、あれ? って思うかなと。僕自身もあれ? って思った。でもそれは僕から見えている姿と、キャッチャーから見える姿は違ってる可能性もある。ただ基本はセカンド。ただ(三走モヤの)リードオフも大きかったので、その辺がちょっとでも見えていればということになっちゃいますけど。最終的には指示を出したのは僕なので。僕の中ではセカンドに投げないという選択肢はなかったので、それがミスなんです。

-負傷の牧原大は

工藤監督 今病院にいってるので。意識ははっきりしていました。ただ、やっぱりフェンスに倒れたときに頭をぶつけているので、脳しんとうの疑いもある。明日の状態で、脳しんとうの診断をしてもらって。確認をしてやっていきたい。特例もあるので選手を呼ぶ可能性はあるんですけど、今みなさんに言えることはないです。