巨人の菅野智之投手(32)が21年ドラフト当日の11日、海外FA権を取得した。

神奈川・東海大相模から東海大を経て、12年ドラフト1位で巨人に入団。前年11年ドラフトでは、日本ハムから1位指名されたが入団せずに1年間の浪人生活を送った。

プロ入り後、ここまで通算213試合に登板し、106勝56敗、防御率2・39。3度の最多勝、4度の最優秀防御率、2度の最多奪三振を始め、2度のMVP、2度の沢村賞、4度のベストナイン、4度のゴールデングラブ賞などの個人タイトルを獲得した。

プロ9年目で海外FA権取得に「長く1軍でプレーできたことの証しなので素直にうれしいですし、ここまでサポートしてくださった周りのみなさんに感謝しています。野球人生の励みにして、さらに自分自身を高めていけるようにしたいです。残りのシーズンをしっかりと戦ってジャイアンツの日本一を目指して頑張ります」とコメントした。