育成出身の巨人松原聖弥外野手(26)が、26試合連続安打を達成し、「世界の王」を抜いた。2点を追う6回先頭の第3打席、阪神青柳のスライダーを右前に運んだ。一塁ベース上では思わず笑顔に。球団では王貞治を抜く、歴代単独3位に浮上した。
10日の広島戦(マツダスタジアム)で、25試合連続安打を達成したが、「(記録は)全然意識してない。すごいと言われても『そうなんかな?』という感じ」と話していた。9月11日の中日戦(東京ドーム)から継続してきた連続試合安打記録を伸ばし続けている。
◆巨人の連続試合安打
1位=30試合 張本勲(76年)
2位=27試合 ラミレス(08年)
3位=26試合 松原聖弥(21年)
4位=25試合 王貞治(68年)
5位=23試合 小笠原道大(07年)、阿部慎之助(16年)