阪神からドラフト2位指名された創価大・鈴木勇斗投手（21）が13日、東京・八王子市内の同大学キャンパスで指名あいさつを受けた。

畑山統括スカウトと担当の吉野スカウトと対面。「ドラフトの日から日がたって実感が湧いてきたというか、本当に指名していただいてうれしい気持ちでいっぱいです」。最速152キロを誇る左腕で、スライダーやカーブ、チェンジアップの変化球も魅力。対戦したい選手には同学年のヤクルト村上を挙げ「自分の真っすぐがどれだけ通用するか試してみたいですし、自分の一番自信がある真っすぐで勝負します」と対戦をイメージした。

偶然にも関係者には阪神ファンも多数。「大学の野球部とか先生方もすごく阪神ファンの方が多くて。応援していただける方が多いというのはすごく力になりますし、これから応援してくれる方に恩返しができるように頑張っていきます」。これ以上ない“応援団”となりそうだ。

色紙には「新人王」と力強く書いた。「1日でも早く阪神タイガースの一員と認められるように、これからたくさんアピールしていって、チームの勝利に貢献できるような投手になることが目標です」と意気込んでいた。