ヤクルト村上宗隆内野手(21)が、偉業に迫った。

同点で迎えた6回1死一塁で、高めの130キロカットボールをフルスイング。広いバンテリンドームの左翼席へ突き刺した。9月26日以来の39号2ラン。一塁をまわり、右手を力強く握った。「なかなか点が取れていない中、サンタナが流れを変えてくれたので勢いに乗って打てました」。5回に同点の適時三塁打を放ったサンタナをたたえた。

シーズン40本塁打の最年少記録は63年王(巨人)85年秋山(西武)の23歳。2月生まれの村上が、あと1本塁打を放てば、新記録となる。今季、史上最年少での通算100号を達成。シーズン最年少100打点も決め、記録を塗り替え続けている。