首位に立つ立大が痛い星を落とした。4-2と1度は逆転しながら、後半、投手陣が踏ん張れず、再逆転されてしまった。

先発の池田陽佑投手(2年=智弁和歌山)が6回に5安打を集中され、3点を失って降板。7回にもリリーフ陣が3点の加点を許してしまった。

溝口智成監督(53)は「後半勝負で投手が粘れなかった。取れるアウトを取っていない」と口を開いた。先発の池田の交代時期については「かえどきがポイントだった。継投がうまくいかず、ビッグイニングにしてしまった。私の判断です」と話した。

慶大戦は18年秋の2回戦に勝ったのが最後で、11連敗になった。溝口監督は苦手意識があるのか、と聞かれ「毎年、選手は代わっているし、そんなことはない。明日頑張ります」といって引き揚げた。