5勝2敗で首位の東北公益文科大が、山形大を2-1で下し6勝目をマーク、首位をキープした。先発した嵯峨恭平投手(1年=東海大山形)が7回6安打1失点の好投でチームに貢献。

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この秋にリーグ戦デビューを果たした嵯峨が自身4勝目を挙げ、勝利数でリーグ単独首位に立った。嵯峨は初回の1失点を振り返り、「テンポが悪く、ボール球も多かったです。それが野手のエラーにつながってしまい、あの1点につながったと思います」と反省。しかし2回以降は、自身の課題とする精度の甘い変化球を一番自信のある直球と絡め、7回まで相手打線を抑え込んだ。

3四死球に散発6安打を浴びたが、2回以降は三塁すら踏ませなかった。2-1と逆転して迎えた4回裏2死一、二塁のピンチ。相手1番に3ボール2ストライクまで粘られた7球目。持ち味の直球で内角を攻め、捕邪飛に打ち取った。「先輩に助けてもらっている。それに応えたいなと心がけています」。リーグデビューの9月5日、福島大戦では自己最速の144キロをマーク。先輩らバックを信頼した強気の投球が結果につながっている。

10日の石巻専大戦、この試合と1点差の厳しい戦いが続いている。嵯峨は「粘り強さがチームの持ち味だと思う。粘り強く9イニングを戦い抜きたいです」と前向きに捉えている。まだまだ発展途上の1年生は、先輩たちが築いた強固な土台の上で成長を続ける。【濱本神威】