奇跡の逆転優勝に向け残り4試合を負けられない阪神は2回までに4点を奪った。

今季ここまで11勝5敗の中日先発柳裕也投手を攻略し、2回でKOした。

前日20日は首位ヤクルトと0-0のスコアレスドローと打てなかった打線が、1回から機能した。1回無死一、三塁から3番近本光司外野手(26)の二ゴロの間に先制点を奪う。2回は無死二、三塁から坂本誠志郎捕手(27)の二塁後方へ高々と上がった飛球を二塁手石垣が落球する適時失策で2点目を奪った。なおも1死二、三塁から1番島田海吏外野手(25)が左中間へ適時二塁打を放ちさらに2点を追加した。島田は「同学年の(高橋)遥人が頑張って投げてくれているので、少しでも楽にさせたいという気持ちで打ちました」とコメントした。

負けられない試合であることはもちろん、セ・リーグトップ13勝を挙げているチームメートの青柳の最多勝タイトルの奪取を援護するためにも、11勝の柳を打ち崩したのは大きい。